DAW的にWindows XPをチューニング [ヘタレサウンド研究所]
この記事をUPした時点で2011年秋で、すでにWindows XPから2世代も新しいWindows 7がリリースされています。
OSの世代が2つも違うとさすがにOSと"音"に関する部分もかなり進化してそうですが、Windows XP+ASIO2.0ドライバーの組み合わせによってOSのサウンドドライバーを使うことなくDAWホストソフトウェアとオーディオインターフェイスが直接データーを送受信することができるようになりました。進化したオーディオドライバーを持つWindows 7ですが、基本的にはXP+ASIOをOSレベルでサポートしただけでDTM / DAW的には進化を感じることができません。
唯一XPから7へ移行して良くなった事といえばファイルシステムの進化によってファイルの読み書きとコピーがXPから体感できるほど速くなったということでしょうか。
ですがそれもOSがいわゆる"インタラクティブ"に進化したゆえのシステム自体のメモリー使用量の増大でデスクトップテーマにランチャーやウィルスソフトなど取り立てて軽量化しなくても400MB程度のメモリー確保で常用状態となるXPの"軽さ"と相殺されている感もあります。そして最後にWindows 7で本格化したOSのネイティブ64bit化ですが、リリース後2年ほどしてもDTM / DAW的にはそれほど専用ハードウェアやソフトウェアが素早く対応したわけではなく、安定という意味ではハードウェアとの連携を考慮するともうしばらくは32bit OSの方が安定していると言わざるを得ないようです。
そんな中での「次のWindows 8までは結局Windows XPでやるかなぁ」と感じるXPの設定の忘備録です。
■DAWパソコンでのビデオカード必要性
■ライトコンバインは有効?無効?
■大容量メモリー時代の仮想メモリ
■書き出しはRAMディスクへ
■Windows XP起動オプション
■DAWパソコンでのビデオカード必要性
パソコン的に高負荷状態のときに、調整のためにプラグインウィンドウを開こうとすると「真っ黒画面>。<」なんてこともありませんか?
DTM /DAW的にはビデオカードの"機能そのもの"は重要ではなのですが、やはりオンボードやCPU内蔵のビデオチップだと、高負荷時にはピークメーターがカクカクしたりノブやスライダーの反応が鈍くなったりしていまいます。
そういうときにさほど高性能でもないビデオカードでも追加で挿していると、かなりそういう高負荷状態での描画の不安定さが改善というか皆無になります。しかも別に最新のリアル3Dなゲームのためということではありませんので、ファンレス1スロットの低スペックビデオカードで十分です。
現在、Windows 7にも対応なATI RADEON HD5450を使用していますが、ファンレスだし3千円前半だし、デュアルモニターも構築できるしとコスパ高いです。
ATI製 Radeon HD5450搭載
玄人志向 RH5450-LE512HD/HS:http://www.kuroutoshikou.com/modules/display/?iid=1477
■ライトコンバインは有効?無効?これはライトコンバインは無効にするのがPro Toolsや他のDAWホストでもメーカー推奨の設定でしたが、DirectXというWindowsの描画システムやチップセットの変異により、個人的に最近実感しているのが、
intel CPU(Core2Duo/Quadなど)にintelチップセット(intel G31 P45など)にWindows XP SP3の普通にWindows Updateをしていれば、
ATI RADEON HDシリーズではライトコンバインは有効に
NVIDEA Geforce 6x00、8x00シリーズではライトコンバインは無効に
した方が良かったです。逆にすると描画、操作に対する反応共にカックンカックンでした。
プラグインソフトのレベルメーターの動きや、ノブやスライダーに対する反応やプラグインの設定値変更に対する音の変化の切り替えがワンテンポずれたり表示が躓くのならばライトコンバインのON / OFFを切り替えて確認してみると良いかもしれません。
ただし、マザーボードにオンボードされたりCPU内蔵のビデオチップ搭載型では、システムの中核にどうしてもビデオチップのデータ送受信が絡みますので効果は無いかもしれません。
AMD Radeon グラフィックス:http://www.amd.com/jp/products/desktop/graphics/Pages/desktop-graphics.aspx
NVIDIA GeForce:http://www.nvidia.co.jp/object/geforce_family_jp.html
■DAWパソコンでのビデオカード必要性
■ライトコンバインは有効?無効?
■大容量メモリー時代の仮想メモリ
■書き出しはRAMディスクへ
■Windows XP起動オプション
■大容量メモリー時代の仮想メモリ
メモリーが安くて8GB~16GBなら1万円も出さずに買えるようになりました。ただし、Windows XPでは3GB+αしかOSが認識してくれなくしかも1つのアプリケーションが使えるメモリー量は2GBまでという制限がついています。ただし、DAWって複数のハードウェアやソフトが連動して動く少し変わった動きをします(詳細な情報は割愛)。
例えばですが大容量PCMデーターを読み込んで和音も出すKONTAKTなどのソフトシンセを複数起動したり、マルチトラックで再生録音できたりと合計2GB以上のメモリーを使用しています。
それを見るとやはり多くのメモリーを実装して使える状態にしたいのですがXPではそれが適いません。 そこで広く知られているOS管理外のメモリーをRAMディスクとして使用するのですが、例えばウチの環境ではチップセットがintel P45なので8GBまで搭載認識できます。
そうすると
Windows XPが認識して使用できる3.2~3,5GBのメインメモリ
残りの4GB~をRAMディスク
として使用できます。
で、先の話に戻りますが、2GB以上のメモリーが動くDAWシステムにおいては仮想メモリ(スワップメモリ)をRAMディスクに2GB程度割り当てるとメモリー不足的ストレスが気持ち減ります。
これがメインメモリ+ハードディスクを使用した仮想メモリだとイライラして仕方無いのですがRAMディスクで仮想メモリを構築すれば結構無理が利く状態になります。
なぜ4GB全てを割り当てないのかは下の■書き出しはRAMディスクへで。
VSuite Ramdisk Free Edition:http://www.romexsoftware.com/en-us/index.html
Gavotte Ramdisk まとめWIKI:http://www10.atwiki.jp/gavotterd/
■書き出しはRAMディスクへRAMディスクの半分は仮想メモリにして余ったディスク領域はどうするかというと、ミックスファイルの書き出し用にするのをオススメします。
Pro Toolsでプラグインエフェクターてんこ盛りで2ミックスファイルを書き出しているときに、たまに起きてしまう不具合に、
"ディスクへの書き込みが間に合いません。高速なディスクへ交換するか(以下略"
という、
SSDでも駄目なのか!
な嘆きのエラーで書き出し中止となります。
そこで、書き出しをRAMディスクの空き領域にします。
右図のとおり、圧倒的性能のRAMディスクですので書き込み速度が間に合わないエラーはを見ることは無くなりました。
2mixやマスタリングでのファイル書き出しは1曲5分程度あたり44.1KHz / 24bitでも80MB~100MBですのでメモリ増設をしていない4GB搭載状態でも、Windows XPは3.2~3.5GBしかメモリを認識しませんので500MB~程度のRAMディスクを構築できます。
そうなればプロジェクトファイルもRAMディスクで・・・
これは止めた方がいいです。
2ミックスファイルならばプロジェクトファイルさえあれば何度でも書き出しのやり直しができますが、何時間もかけた作業での録音ファイルやプロジェクトファイルなどの設定ファイルは、さすがに予期せぬパソコンのシャットダウンがあるとRAMディスクは揮発性メモリですのでリセット及びシャットダウンでデータが消去されます。
書き出して納得いくミックス音源ができたらいつものディスクへのコピペを忘れずに。
■DAWパソコンでのビデオカード必要性
■ライトコンバインは有効?無効?
■大容量メモリー時代の仮想メモリ
■書き出しはRAMディスクへ
■Windows XP起動オプション
■Windows XP起動オプション
Windows XPは「これからはインターめんとすな時代だべ」という時期にリリースされたOSですので、その加速的な環境の変化に対してSP2、SP3と大幅に機能が強化されたOSです。レガシー(古い規格)な製品も動かさなきゃいけないし、かといって最新のネット環境にも対応しなくてはいけないしと、そででも堅実にメジャーバージョンアップすることなくXPとして継続してきました。
DTM/DAW的にはFirewire(IEEE1394)、USB2.0、ASIOドライバーと劇的にハードウェアも進化しました。それに堅実に対応したからこそ、リリース中に一番改変されて一番息長く利用されているOSでもあります。
そんなXPはユーザーがOSそのものの挙動をいじれる部分も多く、OSの起動オプションもその一つです。
2011年、Core2Quad * intel P45 ICH10R * パソコン内外にDAW製作用ボードやらアウトボードやらの状態で設定している起動オプションは
ulti(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /noexecute=alwaysoff /fastdetect /usepmtimer /pae
です。
●/noexecute=alwaysoff
とはセキュリティ対策としてのデータ実行防止機能でデータ実行領域に迷い込んできたプログラムの実行を阻止するものでデフォルトでは/NoExecute=OptOutとなっていてシステムでの例外的な許可をしています。
DAWではハードウェアを直接制御するASIOやDAEドライバーなどが動作しますので、/noexecute=alwaysoffとしてこれの阻止機能を停止させます。
●/fastdetect
とはOSの起動時の読み込みオプションで特にいじる必要がないのでそのままに。
●/usepmtimer
これは無記入状態だと、動作に関わるハードウェアやソフトウェアの色んなタイマー及びタイミングをWindows XPのデフォルトの設定で実行していくのですが、過去のAPMなどの電源管理設定では技術的な精度の問題でそれらの整合性がとれなくブルースクリーンでOS停止といったことがありました。 それを次の世代のPMTimer(ACPIパワーマネジメントタイマ)に管理を委ねます。
ちなみに/usepmtimerを設定するとパソコンのパフォーマンスが低下すると言われていますが、逆に今どきACPI以降の電源管理ではないパソコンを探すのは大変なので、やはり"ON"が望ましいかと思われます。
●/pae
はOS管理領域外のメモリを認識させるためのスイッチです。これでRAMディスクが使用できるようになります。
DTM / DAWにおいてのパソコンはCPUは能力の限界まで酷使することが多く、流行の仮想コアが役に立たないのはもちろんのこと、実質的な物理コア数と駆動周波数が最大のスペックの要因です。
無料とはいかなくてもなるだけ5千円~1万円程度の出費で費用対効果が大きいものを書き連ねてみました。
今回書いた以外にもXPにも最新のAHCIドライバーというディスク制御のドライバーを導入する手立てがあるのですが、ウチの環境ではその最新ドライバーを入れるととんでもなく不安定になったりします。ちなみにWindows 7ではネイティブでAHCI対応です。
さらには高速なSSDを利用したRAIDシステムの構築もありますが、個人的に低レベルRAIDは信頼性が低いのでこれも導入見送りです。
DTMの目的そのものは"曲を作ること"ですのでやっぱり"ど"安定が一番です。
マルチコアではAMDの方がどうやら先行しそうですので次は久々に「intel入ってない」なのかなぁとか。そもそもDAWと言えばMacだろとか。
最近話題になってる○□にしたら快適になるんだろうなぁよりも"今、安定している。それならスペックが必要十分ならばいじらない"が大事ですね。
■DAWパソコンでのビデオカード必要性
■ライトコンバインは有効?無効?
■大容量メモリー時代の仮想メモリ
■書き出しはRAMディスクへ
■Windows XP起動オプション
スタジオ・モニター・ガイド M-AUDIO社ページ ウェブ・アーカイブ [ヘタレサウンド研究所]
この記事は http://www.m-audio.jp/www.m-audio.jp/index.php?do=products.article&ID=a2f5167c2a32ee63f9d280c13c239070 の転載であり、優れたコンテンツは記事として残したいと個人的にウェブアーカイブとして記事にしています。
とても素晴らしい記事だったのですが、M-AUDIO社(http://www.m-audio.jp/)のDigiDesign社への併合やDigiDesign社のAVID社(http://www.avid.com)への統合などでページが表示されなくなりました。
また、http://www.m-audio.jp/news/jp_jp-1766.htmlからのリンク記事でもあったのですが現在リンク先は表示できません。
当記事内の画像、文章の著作権及び隣接著作権は現AVID社に帰属します。
※担当者様へ
著作権上都合が悪い場合や著作権使用料を伴う場合はご連絡ください。
繰り返しになりますが、とても素晴らしい記事なのでこのまま無くなってしまうのは惜しいと思い、Webアーカイブとして日本語表示ができるものとして転載しております。
※レイアウトの都合上、HTMLタグは変更していますが文字や画像は原文ママイキです。
転載記事であり、現在表示されないことから文章や画像に関する質問等は現AVID社・現M-AUDIO社は一切受け付けていません。
----- ----- ↓↓↓ これより以下
http://www.m-audio.jp/www.m-audio.jp/index.php?do=products.article&ID=a2f5167c2a32ee63f9d280c13c239070
の転載(現在表示されません)↓↓↓ ----------
Overdub Vol.1 - スタジオ・モニター・ガイド
Overdub Volume1では、スタジオに合わせてモニター・スピーカーの選択と設置段階での考慮すべき重要なポイントを解説し、モニター・スピーカー購入の際に懸命な判断を下すために有効なばかりか、プロフェッショナルなリファレンス基準を身につけ芸術的試みを深めてることができます。
モニター・スピーカーの設定に説明なんて必要ないと考える人も居るかも知れません。デスクの上に置けばそれで完了だと思いますか?実際には、モニター・スピーカーはスタジオで最も重要かつ影響力の大きい要素であり、スタジオ全体の能力を左右するものなのです。コストをかければ良いと言うものではなく、モニタリングの適切な基礎知識と少しの経験さえあれば、コストに関らず正確なモニタリング環境を構築することができます。完璧なミックスを制作するために何時間も作業をしたのに、その結果、車内、リビング、他のスタジオでひどいミックスに聴こえるなんて、余りにも不愉快なものです。優れたモニタリング環境はこのような状態を回避し、クリアーでバランスが取れて様々な環境でも通用するミックスの制作に役立つものです。
優れたモニタリング環境の要素とは?
レコーディングにもミキシングにもマスタリングにも、モニター・スピーカーは第一の基本でありかつ最も重要な基準です。優れたモニター・スピーカーでは、録音されている全てを正確に聴くことができます。言い換えれば、モニター・スピーカーに必要なのは、良い音だと感じられる様な特定の周波数を増幅するのではなく、 相対的にフラットな周波数カーブを示すことです。幅広い音量レベルにおいて正確で忠実なレスポンス性能を備えながら、スタジオの需要に充分応えられるほど頑丈である必要があります。
モニター・スピーカーの品質は、スタジオの様々な条件と組み合わさることで優れたミックスになるか悪いミックスになるかを左右します。従って、モニター・スピーカーを設置する場合には以下の要因を考慮する必要があります:
- モニター・スピーカーの選択
- モニター・スピーカーの設置
- スタジオ内の音響
適切なモニター・スピーカーを選択する
適切なモニター・スピーカーの選択は、主としてモニター・スピーカーを使用する方向性に依存します。シンガー/ソングライターはウーファーが5インチ程度の小型モニター・スピーカーで良くても、アーバン/ヒップホップ系のプロデューサーは低音のレスポンスを拡張するためにより大きなモニター・スピーカーを選択し更にサブウーファーを追加する場合も多いのです。ステレオ以外にもテレビ、映画、ゲームのサウンドをプロデュースするスタジオのオーナーならサラウンド環境も必要になるかもしれません。
モニタリング環境は、スタジオでこのように重大な役割を担っているため、自分のニーズに合わせた高品質のモニター・スピーカーを手に入れることが重要です。購入を決定する前に、楽器店へ行って数種類のモデルを試聴してみることも重要です。モニター・スピーカーを試聴する時には、以下の点に注意し普段からよく聴いている曲を試聴ソースにして下さい:
- 低音がタイトでコントロールされているか、それともムラがあって音が濁って聴こえるのかどうか。
- 楽器を個々に聞き分けられる程のステレオ・フィールドに充分な幅があるのかどうか。
- 高音が滑らかで歯切れがよい音か、それとも耳障りで荒く聴こえるのかどうか。
- これまで聴き取りにくかった音のディテールが聴こえるのかどうか。
サブウーファーを使用する
カーステレオ、ホーム・シアター、デスクトップのオーディオ・システム等でサブウーファーの導入が増えているため、ミックス時に超低音までモニタリングできていることは極めて重要です。サブウーファーをモニタリング環境に加えることで、低音域の出力が大きく異なります。ステレオ・ミックスにサブウーファーを慎重に調整し加えることで、ブーミーや不自然さがない太く自然な低音を拡張することができます。適切に低音を一体化できれば、サブウーファーはモニタリング環境を確実に改善することができます(低周波については後に詳しく説明します)。
ポイント: サブウーファーによっては( M-Audio® Studiophile® BX10等)、低音の出力をバイパスするフット・スイッチが用意されています。これにより、サブウーファーを使う時と使わない時とでミックスがどのように聴こえるかを簡単に判断することができます。
適切なモニター・スピーカーを選択することは、適切なリスニング環境を整えるための第一歩です。次に考慮すべきポイントは、モニター・スピーカーの適切な設置です。
モニター・スピーカーの設置
不動産業界では立地条件が最優先されますが、これは不動産業界に限ったことではありません。モニター・スピーカーとスタジオの音響という課題にも同様に(少なくとも)当てはまる条件です。モニター・スピーカーを適した場所へ設置することは、正しくサウンドを得るための最も重要な要素ですが、これは意外にも考えるより簡単なものです。適切な設置とは、デスク、モニター・スピーカー、スタジオ機器のための最高のアレンジを決めることを意味します。モニター・スピーカーの設置に関して言えば、「スイート・スポット」について様々な噂を耳にしていると思います。スイート・スポットとは、2台のスピーカーの中心の位置でステレオ・イメージが最適化される場所でもあります。スイート・スポットでは、音楽が正確に再現されレコーディング中にもミックス中にも正確な判断ができます。モニター・スピーカーを設置する時は、スイート・スポットを最大化しモニタリング環境からより良い性能を得ることができるように、以下のガイドラインに従って設置して下さい。
モニター・スピーカー設置に関するガイドライン
- リスナーの位置から正三角形になるようモニター・スピーカーを設置します
ミックス中には、できる限りスイート・スポットの中心かつ近距離に座ることが重要です。快適な位置を選んだら、両方のモニター・スピーカーの正面が正確にその位置に向くように調整します。リスナーが頂点となる正三角形に設置された各スピーカーの角度が内向き(トー・イン)になるよう注意深く調整する必要があります(注意:M-Audio EX66等のマルチドライバを搭載するモニター・スピーカーでは拡散領域が特別に広いため、スピーカーの角度を内向きにする必要はありません)。
- スタジオでモニター・スピーカーを対照的に設置する
リスナーの位置は壁沿いの中心部分にすることで低音はより良い透明度が維持されます。長方形のスタジオではコンソールとモニター・スピーカーが長手方向を向くように設置すると、最良のサウンドを得ることができます。この設置方法では、リスナーの後方の壁に到達するまでに低周波の音波が充分に展開する時間があります(Figure 1参照)。
- 背面と側面との距離は異なる必要があります
背面と側面との距離が異なる場所が、モニター・スピーカーを設置する場所として理想的です。言い換えると、モニター・スピーカーが後ろの壁から60cmの場所に設置されているのならば、側壁との距離は60cmではないことを確認して下さい。

モニター・スピーカーを縦に置く(正方向)
モニター・スピーカーを横向きに設置する方も居ますが、縦置きに設計されたモニター・スピーカーを横向きに設置するとステレオ・イメージが著しく低下する場合があります。
モニター・スピーカーを縦に設置すると、最良のステレオ再生が実現できます。また、ツイーターがリスナーの耳の高さになるよう設置することも重要です(Figure 2参照)。できる限りスタンドを使用する
モニター・スピーカーをミキシング・コンソールやデスクの上に設置する場合、音波がリスナーの耳に届く前に平面で跳ね返る(初期反射)ため、音のバランス、透明度、音像定位の質が低下します。モニター・スピーカーをスタンドに設置すれば、初期反射がミックスに干渉するのを防ぐことができます(スタンドの使用が難しい場合であれば、モニター・スピーカーをデスクの上やミキシング・コンソールの上に慎重に設置するのも一般的には認められている方法です)。
共鳴振動がミックスに悪影響を及ぼすのを防ぎます。
ツイーターは耳の高さ:
ツイーターを耳と同じ高さに調整することは、モニター・スピーカーの設置に重要です(Figure 2参照)。
モニター・スピーカーをスタジオの隅に設置するのは避ける:
スタジオの境界や隅は自然に低音が強調されるため、モニター・スピーカーをスタジオの隅に設置するのは避けて下さい。
モニター・スピーカーは壁から少なくとも20cm~30cm離して設置する:
これにより、壁から跳ね返った音波がリスナー側に戻って来るのを防ぎます(Figure 3参照)。バスレフ・ポート(特に背面に)を備えたモニター・スピーカーを使用する場合、空気流障害を防ぐために十分なスペースがあるかを確認して下さい。

アコースティック・スペース・コントロール
理想的な設置では、モニター・スピーカーをスタジオの角や壁面から充分に距離をおいて設置することですが、残念ながらスペースに限りがあるスタジオでは「言うは易し行うは難し」です。限られたスペースならば、アコースティック・スペース・コントロール・スイッチが搭載されたモニター・スピーカー(M-Audio EX66等)の購入を検討することも必要です。これらの特別なコントロール・スイッチは、様々なモニター・スピーカーの設置の問題点を補うためEQを有効にします。
- フルスペース:スタジオの角や壁から離して設置
- ハーフスペース:壁面またはミキシング・コンソールの上に設置
- クオーター・スペース:スタジオの角やVUメーターの近くに設置
モニター・スピーカーを設置する環境に合わせてコントロール・スイッチを正しく選択すれば、理想的とは言い難い設置環境でもその欠点を補うことができます。
モニター・スピーカーの設置位置を微調整する
モニター・スピーカーを正しく設置するには時間も忍耐も必要です。モニター・スピーカーを設置したら、先ずよく知っている曲のCDを試聴してみます。モニター・スピーカーの位置を何度も動かして、サウンドのバランスが取れスイート・スポットが広がる位置を探します。
スイート・スポットに座り、左右のモニター・スピーカーのボリュームが一致するように調整します。左右のモニター・スピーカーの音量に違いが聴き取れるようであれば、メインの出力VUメーター等に違いが見られるはずです。
ヒント:中央にSPLメーターを置いて、左右のモニター・スピーカー音量のバランスを調整することもできます(最近では低価格なSPLメーターも数多く販売されています)。

当然のことですが、モニター・スピーカーの設置後はモニター・スピーカーの前に物を置かないで下さい。リスナーとモニター・スピーカーの間にコンピュータのディスプレイや機材等が存在するとサウンドの聞こえ方に影響を及ぼします。(Figure 4参照)
サブウーファーの設置
サブウーファーを使用すると、低音のレスポンスに大きな違いが生じます。サブウーファーは常に床に設置する必要があり、テーブルやスピーカー・スタンドを使用しないで下さい(スパイク等は有効です)。ある説の推奨するところでは、2チャンネル・ステレオのシステムにサブウーファーを使用する場合、サブウーファーの最善の位置は左右のモニター・スピーカーの中間から僅かにズラした床であり、サブウーファーのフロントパネルがリスナーの方を向き、左右のモニター・スピーカーと同じ方向を指すように設置します。その後、最善のサウンドが得られるまでサブウーファーの位置を微調節します。
サブウーファーのもう一つの設置方法は、リスニング・ポジションに置いたキャスター付の椅子の上にサブウーファーを置き、サブウーファーだけを有効にして低音が充分に効いた音楽(ピンク・ノイズも効果的です)を再生します。椅子に載せたサブウーファーをスタジオ内移動しサウンドが最も豊かで、かつタイトに聴こえる場所を探します。それがどの位置であれ、サブウーファーの設置が適切な位置です。より正確に位置を決めるには、耳を頼らずSPLメーターまたはRTAを使用して同じように位置を探します(SPLメーターを使用する場合は、必ずピンク・ノイズを再生してテストしスペクトル反応が最小で低周波帯域の拡張が最大になる位置を探します)。
スタジオ内の音響
光が鏡で反射するように、音波もリスナーの耳に届くまでにスタジオ内を反射して飛び回ります(Figure 5参照)。可聴周波数の中には、強調されるものもあれば逆に減衰するものもあり、その結果サウンド全体の性質が変化します。全ての境界面(後壁、側壁、天井等)による反射は厄介なもので、モニター・スピーカーを設置する時には、室内の反射特性について考慮する必要があります。室内で最も強い反射をなくせば、モニタリングの正確さは大きく改善します。
スタジオとして使用する部屋は、大半の方が寝室のような長方形のスタジオです。残念ながら壁が平行に設置されたスタジオでは、「定在波」(ルーム・モードとも呼ばれます)と呼ばれる現象が生じます。平行な壁面で音波が反射して同じ軌道を通って元に戻るため、位相キャンセルが生じてスタジオの振幅応答に干渉します。この種の環境には問題がありますが、長方形のスタジオを正確なモニタリング・スペースに変えることもできます。スタジオにおける音の性格を分析して調整することで、反射を最小にして質を改善することができます。

音響調整製品を使用する
どのスタジオもある程度の音響的な処理が必要です。スタジオにあるソファーや本棚等の家具に気をつけて設置することで音響処理を施すことができる場合もあります。ほとんどの場合には、吸音/拡散素材を使用する必要がありますが、適切な吸音処理を施せば周波数の反射を軽減しスタジオの残響特性を円滑にすることができ、リスニング・ポジションに不要な反射が届くことを防ぐことができます。
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吸音
吸音の主な目的は、スタジオの防音ではなく反射を中和することです。厚い布、ファイバーグラスや吸音フォーム等の多孔質材は中/高音域のサウンドを吸収します。このような素材は、簡単に床や天井に取り付けることができ室内での複数の反射を制限/軽減します。一般的に、5cmの吸音フォームは500Hzより高い周波数を効率的に吸音し、10cmのフォームなら250Hzより高い周波数に効果的です。
先ずモニタリング環境で反響が起こる場所を探します。サウンドを反射してリスニング・ポジションへ戻る様な平面が近くにありませんか?元も問題の大きい平面はリスナーの側壁、後壁、モニター・スピーカーの後方の壁です(Figure 6参照)。これらの平面には吸音または拡散素材を取り付ける必要があります。
ヒント:吸音素材を板に取り付けることで携帯型の吸音板を作ることができます。これらの反射板は、壁から10cm?15cm離れた場所に置くとスタジオの音響が改善し、壁自体を改造する必要がありません。ボーカルのレコーディングにも一時的に防音空間を隔離するように反射板を設置することもできます。 -
低周波に対処する
スタジオでは、低音のレスポンスが大きな問題になる場合があります。低周波はスタジオの角や境界点で集積する傾向にあるため、中心にリスナーの位置があれば低音の明瞭度に欠けることがしばしば起こります。
低周波は、高/中域の周波数とは異なる動作をするため、低周波のレスポンスにはユニークな方法で対処する必要があります。高周波を吸収する素材は、スペクトルの最低周波数に対してはほとんど耐性がありません(その逆も同様です)。低周波のエネルギーは、素材の厚みにより吸収されるだけでなく、向かってくる波形を折り曲げる素材の能力にもよります。低周波に適切に対処するには、低音用吸音材(ベース・トラップ)を使用してコントロールする必要があります。
低音用吸音材には、低周波の反響を軽減する特別な吸収素材が採用されています。スタジオの隅、壁際、独立した場所に低音用吸音材を設置すると、不必要な低周波の大部分を吸収することができます。
ヒント:適切なサイズの本棚や木製のフレーム(骨組みのまわり)にカーペットやカーペットのパッドを何層にも巻き付けることで、コストをかけずに一時的な低音用吸音材を作ることができます。フレームにキャスターを取り付ければ、簡単に移動させることもできます。
ポイント:低周波の増幅、または減衰する場合には、ミックスがうまく行かなくなります。一連のテストトーンをモニター・スピーカーで聴くことでスタジオの周波数レスポンスをテストすることができ ます。モニター・スピーカーで各テストトーンを一貫したボリューム・レベル(+/- 5dB以内)で再生してみます。200Hz未満の周波数では特に気をつけながら聴きます。更にSPLメーターやRTAを使用して、テストトーンが終始一貫 していることを確認します。20Hz?200Hzの周波数帯域が一貫した周波数レスポンスになる様に、スピーカーの設置や音響特性を調整します。 -
拡散
限られたスペースのスタジオ(3m x 3m未満)でも吸音パネル数枚を注意深く設置すれば、良い結果が得られます。逆に大きなスタジオでは、音響拡散製品(サウンド・ディフューザー)を使用する必要もあります。音響拡散製品は、拡散パネルまたは境界で様々な角度に音波を反射するものです。音響拡散製品は天井や床等の境界域に貼付けたり、音波の反射を中央のリスニング・ポジションとは別の方向に向けます。音響拡散製品を使用すると、多重反響と呼ばれる状態を軽減し、音響の通り道をより長く複雑にすることで反響特性をなめらかにすることができます(Figure 8参照)。
ヒント:背面の壁に沿って本棚、スタジオ・ラック、形が不揃いのオブジェクト等を置くと、反響音をリスニング・ポジションから別の方向へ向けることができます(Figure 7参照)。

モニタリング・システムのテスト
上記の対策を試したら、今度はよく知っている曲を聴いてスタジオ内の音響を再度テストします。リファレンスとされる複数の曲から部分的に短く抽出してコンピレーションを作ります。モニター・スピーカーの設置を少しずつ変えながら、オーディオのスペクトル全体に均一なレスポンスが得られる位置を探します。スピーカーの近くに座ると、直接のサウンドが一層、多く聞こえます。
- 音量についての注意
大音量でモニタリングすると、ミックスの中で簡単に高周波と低周波を耳で簡単に聞き分けることができます。しかしながら、ミックスを小さい音量でモニタリングするほど耳は高周波と低周波に対する感度が下がるため、大音量で再生した時とはバランスが異なって聴こえます。モニター・スピーカーの音量を上げたくなりがちですが、音圧レベルを上げると聴覚に支障をきたすことがありますので注意して下さい。モニタリング時の出力レベルは、75 dB SPL?90dB SPLまでに抑えるようにします。目安として、スタジオ内で叫ばないと会話ができない状態ならモニタリングの音量が大き過ぎることになります。
最後に
本書を読んでお分かりになったように、モニタリングのための環境を整えるには多くの条件がありますが、全過程は下記の順序で要約することができます。
- 用途に最適なモニター・スピーカーを選択する
- 使用するスタジオで最適なリスニング・ポジションを決定する
- 本書や他の専門書の指示に従いモニター・スピーカーを設置する
- 不要な反響の原因となる室内の平面を特定する
- 不要な反響が発生する場所に吸音フォームやその他吸収力のある素材で処理を施す
- 低音用吸音材を使用してスタジオ内の低周波数のレスポンスをチューニングする
- 音響拡散製品を使用してリスニング・ポジションから反響を別の方向に向ける
- モニタリング・システムをテストし必要な調整をする
最後に、耳は最も重要なモニタリングのためのツールです。モニタリングするスタジオをよく知ることにより(限界や不完全な部分も含めて)、様々な種類のモニタリング・システムでも優れたミックスを制作することができます。
付録A-楽器とリファレンス・モニター・スピーカーのスペクトル

付録B-M-Audioリファレンス・モニター・スピーカー比較表
----- ----- ↑↑↑ これより以上
http://www.m-audio.jp/www.m-audio.jp/index.php?do=products.article&ID=a2f5167c2a32ee63f9d280c13c239070
の転載(現在表示されません)↑ ----------
パーテーションやドライブのバックアップ復元ソフトMacrium Reflectフリー版 [ヘタレサウンド研究所]
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やることなす(´・ω・`)
そんな中、SSL Duendeが(所有はDuende PCIe)Dウチのパソコン固有の問題でどうにもWindows 7(ちゃっかり正月に購入済み)と相性が悪く挙動不審なために諦めていたのが、Duende Naitiveとなって“ハード要らず!”になり、しかも、ハードウェアユーザーはそのままネイティブ版へ移行(同時使用できませんでした)できることに。
そういうことで、この半年間くらいは、Pro Toolsを入れ替えたり、Windows 7を入れ替えたり、ドライバーを・・・と、めんどくさいことばかりしていました。
ただし、
“わけ分からなくなったらバックアップを復旧!”
ができたため、まぁ、星空を見上げてしまうほどの虚無感に陥ることはありませんでした。
そのバックアップ・復旧ソフトがこのMacrium Reflectフリー版です。メーカー : Macrium
製品ページ : Macrium Reflectフリー版&ダウンロード
有償版はWindows上から復旧もできるみたいです(無償版はブートCDを作ってそれでCDブートで復旧用Linuxを立ち上げます)
他にもスケジューラ機能とか差分バックアップとか色々と便利なソフトがあるのも既知のとおりですが、なんていうかこのMacrium Reflectは、私のようなメンドクサガリ向けにとにかく“単純明快の操作はマウスだけ!”です(笑)
とにかく選んだドライブまたはパーテーションを丸ごとハードディスクへイメージファイル化してくれます。英語ソフトですが難解な機能が無い分、単語和訳程度の知識で作業を進められるのも○です。
バックアップのとり方は、[バックアップ開始]ボタンを選んで[NEXT]をクリックします。
この画面でバックアップしたい、ドライブまたはパーテーションにチェックを入れます。
そしてバックアップ先をDVDにするかとかハードディスクにするかとかの選択画面がでますが、物理的に複数のハードディスクを持っているのなら、その別ハードディスクに適当にディレクトリを作ってソコを指定してあげれば、次回からもそこがデフォルトになります。パーテーションバックアップの場合はもちろん同一ハードディスクの別パーテーションへのバックアップもできるようですが、気分的に勘違い事故をやってしまいそうなのでお勧めできません。
いつもWindows XPのOSインストールハードディスクの大体25GB程度をバックアップするのですが、時間にして10分かかるかな?くらいのものです。もちろん復旧も同じくらいの時間です。この時間の短さとかれこれ2年間使ってきて幾度となく保存・復旧をやりましたが一度も事故はありませんでした。
忘れてはいけないのが、このレスキューCDの作成です。初めてのバックアップのときに「レスキューCDを作っておきますか?」と聞かれますが、上部にあるボタンにもそれらしいCDマークのボタンがありますので、いつでも作れます。で。
絶対、このレスキューCDは作ってください。メディアはDVDでも可です。
「うあああああ、もう分からん!元に戻す!」
そんなときに、このレスキューCDが世の中のどんなCDより有り難く見えます。
※ここからはレスキューCDで起動させたLinuxですのでデジカメで撮影しました。再々、ですがこのMacrium Reflectの良いところとして、復旧もマウス操作だけで行えるところにあります。
こんな感じで保存してあるバックアップイメージを選択します。画面を横にスクロールすればバックアップするときに入力した「0401 C Drive」などの任意の文字が表示されます。
元に戻したいバックアップを選んだら、次はどこのドライブまたはパーテーションへ復旧するかにチェックを入れます。
そして、Macrium Reflectを気に入っている機能に、このブートレコード復活があります。選択肢は、
何もしない。
バックアップしたブートレコードを復活する。
XPのデフォルトのMBRブートレコードを書き込む。
です。簡単にいうとこのパソコンにWindows 7を入れようがLinuxを入れてLILOなどのXPとは違うブートレコードようが、それも元通りにしてくれるということです。
ポチリポチリとマウスで操作して復旧開始です。時間はバックアップをとる時間と同程度の25GBで10分くらいです。DAW / DTMって意外と、ハードを絡めた色んな規格のソフトと信号を扱うから、たまに。
「げ、しまった・・・え・・・アンインストールでも元に戻らないの?」
って、安定しているはずのWindows XPでもままあります。例えば、IE8とPro Tools 8.02のときのOSフリーズにはマジでアンインストールでは戻せない部分に変更があったみたいでMacrium Reflectが無ければ半狂乱でした(笑)
終了したら、CDを抜いて再起動です。寸分違わず(多分)元通りです。
私は、
“嫌な予感がするソフト / プラグインをインストールする前にMacrium Reflectでバックアップ”
を癖つけています。
作業時間にして15分程度ですから、さすがにそこにイラつくこともなく風呂にでも入ります。
複雑なことはできないけど、機能と操作は単純、何より私個人がMacrium Reflectでのバックアップと復旧で2年間事故無し。てなわけでオススメソフトの紹介でした。
DAWな時代のチャンネルストリップ [ヘタレサウンド研究所]
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ああ、
なんて素敵。
この際、“やっぱり実機はこの質感が!”という話題は置いておき、自分好みの“卓”を手軽に組める
時代ですが、ケーブルのパッチワークが無いだけで、挿し込む順番やコツみたいなものは結局、スタジオで学んだものベースでやっています。
→ご覧のとおり、SONARやその他DAWと違ってPro Toolsでは新規トラックにはEQもコンプも何も挿さっていません。“そんなのこっちで決めたってどうせ好き勝手に変えちゃうんだから勝手にやれよ”
です。
しかも、
それ、正解です。
基本的なチャンネルトラックに求めるものは、“何も色づけしないパンとボリュームフェーダー”です。
で、最近の我が家で、もうある程度というかほとんど定番化している自己流チャンネルストリップが、
Softube PE 1Cで次のコンプで持ち上げたくない低域と高域を削ります。ヘッドフォンモニターでの作業で、通常のモニターでは聴こえないような低域とかの削り作業です。
PE 1Cで余計な音を削ったら、CL1Bでコンプしちゃいます。4:1や8:1も好きだけど、最近ではボーカルには6:1とかいいよねーとか、訳が分からないことを独り言しながらやっています。もちろん、楽器によってはPE 1Cの真空管っぽさが合わないときも多々ありますので、
1176を模したFET Compや、LA-3A(FET)ぽく動作してくれるSMACK!LEを使ったりもします。SMACK!LEはFETやOPTの切り替えがあったりLA-2A(真空管)っぽくもなるし、”○○っぽいコンプ”という意味ではすごく器用な音作りができるコンプで重宝しています。そんなこんなで、基本的な音量レベル的な音調整が終わったら、“音作り”です。
上記作業は、不要なときはもちろんやらないのですが、ここでは、ウチでは全チャンネルに挿っているといってもいい、SSL Duende Classic SSL Console Channel Stripです。
この上部のEQセクションはSSL 9000K(通常)と4000E(ボタンを押すだけ)を備えるのですが、どっちも好きですね。オケ全体に合わせながら“調整していく”という意味では9000Kモードの方がQカーブが若干シャープなのでやりやすいし、“もっとこの音だけを目立たせたい!”ということきは4000Eのパルテックっぽい効きかたをするので素敵です。

ベタ褒め気味のSSL Duende Classic SSL Console Channel Stripですが、唯一というか、それが良いところでもあるのですが、あえて言うならば、
通すとSSLコンソールの音になっちゃいます。
今はPro Toolsの192/IOやMANLEY系の音が好まれていますので、そういう音が良い場合は注意が必要です。
最後に、これも不要なら挿さないのですが、全体オケで流したときに、“もうちょっと”“要らない”“欲しい”ときに挿すEQがEQ2Vです。もう見たまんま1073です(笑)
見た目で買っちゃった部分を否定できないので、その分を差し引いて大人しめに書くと、ゲインの上げ下げに対して変に歪まないし、1073と同じくQ幅のコントロールができないので、使いにくそうな雰囲気でもありますが、もともとそういう細かな調整は上記のSSL Duende Classic SSL Console Channel Stripでやってますので、“もうちょっと削ろう、あげよう”的には扱いやすいEQです。

不要な音を削るEQ→音量を整えるコンプ→音作りをするチャンネルストリップ→微調整EQ
というのが我が家の基本的な1トラックです。
こういうトラックを10以上+空間系のセンドトラック
これだけプラグイン挿しまくりでも、安定しまくりとか、
良い時代です。
SSDにPro Toolsを移す。HDDとSSD比較 [ヘタレサウンド研究所]
シンセサウンドはV-SYNTH GTのサウンドをマイクプリとアナログミキサー経由で録音したサウンドを使うのですが、ピアノやストリングスなどの生音系は今どきですので大容量サンプルライブラリーを読み込むソフトシンセを使ったりするのが楽で仕方がありません!
よくよく見てみると音源の7割はソフトシンセな気がします。ただし、大容量って書いてある宣伝文句どおりに本気で最近のサンプルライブラリーは大容量です。そんなサンプルを作る過程では「あーでもない、こーでもない」と切り替えるのですが、そのときのロード時間が長い!
1年ほど前に現状ではベストだろうとWestern Digital WDC WD1500HLFSという1万回転のハードディスクをDAW / DTM専用で購入したのですが、確かにそれまでの7200回転のハードディスクよりは速いものの、それがイラッとこないかというと・・・無理です。
当時も大容量メモリーを使ったSSDは市場にちらほらと出ていたのですが、プチフリ(システム自体がカクッと止まる)や速度もWDC WD1500HLFSに対して圧倒的で無かったことに加えとんでもない価格のため、手を出す事はなかったのです。
まぁ、そんなこんなで7,200回転のHDDよりはマシだし、パソコン本体自体もCore2Quad 3.0GHzとその道を究めればCPUもデュアルCPUのmacにするべきだしと、色んな意味で“身の丈”と我慢していたのですが…どうにも、せっかく新しく買った、これまた大容量サンプルピアノ音源がHDDの転送速度が不足しています。と警告が出るのです。
もちろんそのピアノ音源とMIDIトラックのみの構成でしたらちゃんと鳴るのですが、作曲状態で10トラック程度ソフトシンセを立ち上げていると、警告は出るし音はプチプチとなるしとひどい状態で、一旦V-SYNTH GTのピアノでMIDIを作成して単独でプロジェクトを作りバウンスするという面倒な状態になってしまいました。
それでもノンビリだからいいかな~でやっていたのですが、生音系のドラム音源ソフトもエフェクターかけながら鳴らすのは辛いなぁと感じ始めたので、もともと高速だという評判はあったものの高価過ぎて論外だったintel SSDが最近はかなりこなれた価格になってきました。
ということで、最上位機種ではないものの価格も2万円前半とこなれてきたintel X25-M Mainstream SATA SSDを導入しました。いやぁ…数字どおりです。
Pro Toolsの再インストールとサンプルライブラリ系ソフトをSSDに移したのですが、ホント読み込み時間が半分という感じで感動です。
ちなみに、問題のピアノやドラムのサンプルライブラリーソフトも軽快に動くようになりました。
こういうサンプルライブラリー系はサンプルをメインメモリーに格納して出音の遅れを無くす工夫がなされているはずですが、1GBを軽く超えるピアノなどは色んな技術を駆使してメインメモリーとHDDをうまくストリーミングで発音させているのだろうと予測はしていたので、SSDにそれを移したことによってかなり全体のパフォーマンスが上がったみたいです。
パスワード付フォルダを作る Microsoft My Private Folder [ヘタレサウンド研究所]
激注意!!!パスワードを忘れるとメーカーに問い合わせても本当に救済措置がありません!!!
注意!!パソコンが会社の財産である場合等は、システム管理者さえ見れないファイルを作ることは就業規定違反の場合があります。!!
DTMとは関係ないような気もしますが、
「ボクにはキミに隠すことなんて何もないよ!」
と、すまし顔で言いつつ、見せたくない過去の●■▲○なメールや写真や・・・、冗談はさておき、個人的な連絡先や各種パスワードをパソコンに保存していることも多くなりました。
それでも、基本、家のパソコンって管理者権限でログインするし、パスワードは設定しているものの電源 ON からパスワード込みのオートログインなので、電源スイッチを入れれば誰でも見れるわけです。
まぁ、彼女とかなら別に見られても良いのですが、我が家では場所柄、社内ミーティングやクライアントの打ち合わせのあと、そのまま宿泊していく人もいるしと不特定ではありませんが血縁以外の(笑)出入りが結構あり、DVD 閲覧やウェブ・メールなどの閲覧も自由に触っても良い状態になっています。
ログインユーザーの切り替えをやるほど、パソコン自体の設定を変えることもないし、秘匿したいファイルは 10 個もないけど本当に見られたくない。
そういう場合にオススメが Microsoft My Private Folder です。http://www.softpedia.com/get/Security/Lockdown/Microsoft-Private-Folder.shtml
しつこいですが、
激注意!!!パスワードを忘れるとメーカーに問い合わせても本当に救済措置がありません!!!
ファイルとフォルダをパスワードによって暗号化しますので、パスワードを忘れるとハードディスクを物理的に他のパソコンに移そうが Linux などの他の OS から覗こうがそのフォルダとファイルを見ることは不可能になります。作られるフォルダは一つのみで、ルートフォルダの Documents and Settings の中のユーザーの中に
My Private Folder フォルダが一つ、デスクトップにショートカットが一つだけ作られます。これはコピーも移動もできないようになっています。
試しに、パスワードを入力しフォルダを閲覧できるようにした状態でフルオプションで検索すると、

このように、ちゃんと検索で見つけることができます。この状態での中のファイルの移動、コピペなどは普通にできます。
そして、フォルダをロックして検索すると、


ロックした状態で中身まで暗号化するらしく検索しても見つかりません。
この Microsoft My Private Folder は、パスワードが分からない限り、ソフトをリリースしている Microsoft さえも解除することはできないバックドア無しのソフトですので、もしもの不具合などに対処できないことから、広く告知しているソフトではありません。
危険と言えば危険ですが、極端ですが、私は、自分自身が今日、交通事故で脳みそがオジャンになったらそれはそれでもう見ることができないファイルで良いのではないかというファイルのみ入れています。まぁ、遺書をコレに入れても仕方ないのですが(笑)

オプションとして一定時間経過すると自動ロックする機能などもあります。時間の設定もできます。
最後に、クドイのですが、
激注意!!!パスワードを忘れるとメーカーに問い合わせても本当に救済措置がありません!!!
注意!!パソコンが会社の財産である場合等は、システム管理者さえ見れないファイルを作ることは就業規定違反の場合があります。!!
http://www.softpedia.com/get/Security/Lockdown/Microsoft-Private-Folder.shtml
パソコンな話。HDD交換時期を考える [ヘタレサウンド研究所]
DTM/DAWをやっていると、扱うファイルのサイズが非常に大きい!
そして、
HDDがどんどん安く大容量になっている!
ということで、最近はシンセの電源を入れる時間が少ないこともあり、データーの整理をかねてデーター用のHDDを交換しました。そこで少し気になったのがOS側のHDDです。
あれ?このOS用HDDはいつ買ったっけ???
そもそもHDDの寿命と交換時期っていつなの??
ググりました。
どうやらHDDにはMTBF(平均故障間隔)とMTTF(平均故障時間)というのがメーカーにより公表されているらしく、そのあたりを目安に交換すればよさそうですが、過去の経験上、
1.なぜか破損ファイルが出始めた←不意の衝撃事故とかソフトからのOS強制終了などを除く
2.↑それを気にしてCHECK DISKをやってみたら不良セクタが見つかった
こういう症状が出始めたら早めにデーター回避~HDD交換と思っていますが、
急な出費は頭が痛いです。
そこで、年に1回も見ることなく忘れてしまうHDDの現在の状況を確認できるのが、
みじまり工房さん(http://www.mijimari.com/)の、HDD Smart Analyzerというソフトがあります。
HDDにS.M.A.R.T.が搭載されていないとダメですが昨今のHDDなら搭載されている場合が多いです。(BIOSで無効にしている場合もあります。)そして、交換した新しいデーター用HDDは新品だからほって置いて、いつ購入したかも忘れたOS側のHDDの情報を見てみました。
ID 属性名 値 しきい値 ワースト値 生の値
1 読み込みエラー率 100 60 100 0
5 代替処理済の不良セクタ数 100 5 100 0
7 磁気ヘッドシークエラー率 100 67 100 0
9 ハードディスク使用時間 97 0 97 21261
10 スピンアップ再試行回数 100 60 100 0
192 磁気ヘッド緊急回避回数 99 50 99 1596
196 代替処理済のセクタ数 100 0 100 0
197 代替処理待ちセクタ数 100 0 100 0
198 回復不可能なセクタ数 100 0 100 0
こんな感じで、不良そうな&不良なセクタもないし、能力もいまどきの7,200回転だし、まだまだ使えそうです。
こうやって見ると、192項目の磁気ヘッド緊急回避回数が1596回!
不意のOS落ちやら、地震やらいろいろあったにせよ、多分3年くらい使ったことを考えると1日2回以上???こういうときは・・・緊急回避機能がついているHDDでヨカッタ!と思うことにします。
そして、使用時間が21,261時間ということですね。ちなみに1年は8.760時間。ほぼ電源入れっぱなしのパソコンですのでやっぱり3年前くらいに購入したみたいです。
その後、あれやこれやとググるとそもそもHDDの寿命はパソコンケースの中の温度・室内環境に大きく左右されるらしいのですが、私なりに適当に考えて(!!重要です自己責任で!!)50,000時間としました。電源入れっぱなしで5~7年ですかね。
無停電・クリーンルーム・耐震構造であればメーカー公表値くらいの性能は出すと思われますが、テレビは見る!DAWで酷使する!そしてシンセとつなぐと落ちることが多い!
そんな環境ですのでそんなものでしょう。
どちらにしても幾度かのパソコン購入で、ある程度の“壊れる前兆”は経験済みだし、寿命的な目安が分かればあとは今までどおりオキラクにパソコンを使っていくのです。
シンセサイザー フィルター ぐりぐり! [ヘタレサウンド研究所]

音源方式という括りで言えばアナログシンセサイザー(モデリング含)でも代表的な減算方式によるカットオフ・フリケンシーとレゾンナンスと呼ばれるフィルター部ですが、なぜ似たようなモノを複数所有してしまうのか・・・
「それぞれ違うのですよ。」
と何度、彼女に説明しても理解してもらえず、
「鍵盤なんて1つあれば同じでしょう・・・」
と言われて、別れた後も、「■●▲■◎(←あなたのココロに一番痛い言葉を入れてください)な人だったわ!」と思われていたことでしょう。
そんなココロの痛みを背負ってでも目の前のシンセを触れば陶酔してしまう最近ですが、それではあまりにもヤバイ人なので、少し証明してみることにしました。
用意したシンセサイザーは、
・Waldorf Q
・Access Indigo 2
・DSI Poly Evolver Rack
・Novation X-STATION 25
・ReFX Vanguard(VSTi ソフトウェア)
これら 5 機種のフィルターの効き具合を同じ MIDI フレーズで試してみよう!ということです。
音色は各機種の構成はアナログモデリングなので似てはいますが、イロイロと異なりますので、それぞれの機種での代表的な SAW (鋸歯)サウンドです。
■サウンドと録音について
・MP3 192kbps(16/44wav を iTune ソフトウェアで変換)
・各シンセからの出音はモノラルにで YAMAHA 01V 経由で録音
・メロだけだとツライので簡単なリズムを入れています。
・録音~ファイル作成まで、リミッター・コンプ・EQなどの加工は無しですので音量レベルがマチマチです。
・エフェクト込みでそのシンセの音と私は考えますが、Evolver にはりバーブが無くて不利なため、各シンセのエフェクトは OFF で SONAR 6 のバンドルプラグインでリバーブとディレイを控えめにエフェクト
■まずは、フィルター部を触らない MIDI フレーズを録音した今回のお題目です。
コードと和音シーケンスとアルペジオを適当に弾いてみました。
カットオフ・フリケンシーとレゾナンスのノブの動きはこんな感じです。

では早速、
■ Access Indigo 2
http://www.access-music.de/
さすが世界を席巻した Virus サウンドです。フィルターが切れていくときに残る高域がカッコイイです。フィルターを閉じてレゾナンスを上げた音もコロコロと良いですね。
■ Waldorf Q
http://www.waldorfmusic.de/
個人的には“神器シンセ”な Q です。・・・私見が入りすぎるのでコメントしません。
■ DSI Poly Evolver Rack
http://www.davesmithinstruments.com/
今回の機材の中で唯一、本物のカーティスチップを搭載したEvolverです。エグさはモデリング機器にかなわないけど、なんというか気持ちよく綺麗に和音がフィルタリングしていきます。
■ Novation X-STATION 25
http://www.novationmusic.com/
どちらかというとリモコン扱いで名が知られているX-STATIONなんですが音が太くて好きなのです。演奏しながらのフィルターぐりぐりというより作り上げた音を鳴らす方が良いとは思いますがなかなか健闘しています。
■ ReFX Vanguard(VSTi ソフトウェア)
http://www.refx.net/
もし Q や Indigo2 がなければ、リモートコントローラ+ソフトシンセで本当にハードシンセいらない!ってくらい素晴らしいです。
実際はこうやって比較することはなくて、なんとなく触った感じ聞いた感じで楽曲に録音していくのでどうでもイイと言えばそれまでなのですが、こうやって並べると同じ 3-4 の SAW 波を重ねたサウンドでもそれぞれに個性があるしフィルターの特徴も多種多様です。
余った PC を VST シンセにしよう [ヘタレサウンド研究所]
ピロリロ・・・ってしか鳴らなかった時代はいつでしたっけ?私はセルラーのアナログ機が最初でした。電池が通話で 1 時間、待ち受けで半日しかもたなかったやつです。
どりあえず、コレもサウンド研究ということで。

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「このレイテンシーの差はひどすぎる・・・」
と思い、デモから購入に至らずだったのですが、あれから数年・・・何もかも素晴らしい進化を遂げたはず!とその内容までは深読みせずに、今回、余ったノートパソコンでソフトウェアシンセサイザーだけを動かすことにしてみました。
思い立ったのは KORG OASYS や hartmann Neuron が、基本的には PC/AT 互換のパソコンそのもので、それを動かす OS が リアルタイム Linux をカスタマイズしたものらしい(詳しくは割愛)ということを知ってしまったからです。
ならば、OS がソフトウェアシンセサイザーだけを動かし、オーディオと MIDI のデバイスを装着すれば、それはもうシンセサイザーなわけです(笑)
不要なソフトを動かさずにソフトウェアシンセサイザーだけを動かすには、やはり Linux を自分で構築していくしかないとは思いますが、細かいことは気にせずに、要は演奏できるレイテンシーを保ちながら Windows XP にてソフトウェアシンセサイザーを動かせばいいわけです。
鍵盤とリモートに関しては、我が家には愛すべき(笑)X-STAION 25 がありますので問題無し。
パソコンは今やスカイプやメッセンジャーなどの補助的な動作しかさせていない ThinkPad X31 を使います。Pentium M 1.6MHz にメモリ 2GB と 7200 回転 HDD を搭載した一昔前のチョット良いノートパソコンです。あとは、ノートですのでサウンドカードが PC カード(PCMCIA)となるのですが、嬉しいことに ASIO 対応で音質もソコソコ期待できそうなサウンドカードがクリエイティブ社からリリースされています。
PCMCIA Sound Blaster Audigy 2 ZS Notebook です。サウンドブラスターは Windows 95 のときに購入したことがありますが・・・何か懐かしい・・・PCMCIA Sound Blaster Audigy 2 ZS Notebook http://jp.creative.com/products/product.asp?category=1&subcategory=205&product=10769
高音質の証明: 24bit ADVANCED HDオーディオテクノロジー
プロフェッショナルオーディオの規格、ASIO 2.0に対応
サイトの方を見てみると何やら凄そうです。ASIOドライバーでレイテンシーを抑えて何も加工せずに音だけ出してくれれば良いということで、他メーカーを見ても選択できるようなサウンドデバイスもありませんし、コレに決定。
MIDI に関してはシンプルな YAMAHA UX16 を選択しました。YAMAHA UX16 http://www.yamaha.co.jp/product/epiano-keyboard/option/cable.html
USB ポートに挿して MIDI ケーブルを MIDI パッチベイに接続するだけです。

ノートパソコンは資源の再利用として、サウンドカードと MIDI ケーブルで合わせて 2 万円ですがビックポイントでポイント購入です(笑)
ハードウェアが揃ったら次はパソコンの中の方です。
ソフトウェアシンセは各種多彩にリリースされていますが、私が選んだのは reFX VANGUARD です。reFX VANGUARD http://www.refx.net/?page=Vanguard
これは VST ホストアプリから VST プラグインとして呼び出します。
今回、ここで初めてお金を使ってしまいます。
追加のサウンドパッチを 1 つ選択して日本円で 14,000 円程度です。メールにてシリアルが送られてきてダウンロードサイトからファイルを取得しインストールとすぐ使えます。
VST プラグインを動かすホストアプリは大抵 DAW 総合ソフトとなり、動作が重くてどうしようもないはずと何も計算せずにコレを選択したわけではありません。
VST プラグインをスタンドアローンで動かすだけのシンプルな SAVIHost という VST ホストアプリケーションがあるわけです。ASIO 対応です。SAVIHost http://www.hermannseib.com/english/savihost.htm
VST プラグインを呼び出してスタンドアローンなアプリケーションとして MIDI とオーディオのやりとりができます。
プログラム自体も 152kb ととても小さく、まさに今回のホストアプリにピッタリです。
そもそも VST プラグインのシンセサイザーなら、メインのパソコンの DAW 上で呼び出して使えばレイテンシーも吸収できるし、信号経路がアナログな部分が無い分クリアなので、今回はものすごく無駄のことをしているのですが、自分でも言っている意味がヤバいですが、何はともあれシンセサイザーらしくしてほしいのです(笑)
さてできました。
ちなみに PCMCIA Sound Blaster Audigy 2 ZS Notebook には付属ソフトも付いているのですがドライバーのみのインストールです。
さっそく、X-STATION にいくつかの MIDI コントロールを設定して演奏!気分は液晶ディスプレイ付のラックシンセを手に入れた気分です(笑)
ここで思い出しました。Nord Modular です。そんな感じです。
そして、何といってもシンセ本体が VST プラグインなら変更できる!これはたまりません・・・
気になるレイテンシーですが、さすが、いまどきのソフトとハードの組み合わせです。
アタック感が強い音色で弾いても、指先で吸収できる範囲というかほとんど気になりません。
パソコンへの負荷も、和音でガンガン弾いて X-STATION からノブでフィルターをグリグリやっても 30%~40% です。これを Pro Tools や SONAR 上で VST プラグインとして呼び出して動かすのは危険ですが、そういうことを気にせず動かせるなんて本当にシンセサイザーが 1 台増えた気分です。
自分の所有しているノートパソコンはオーディオデバイスがショボいので今回の選択になりましたが、ここ数年のモデルには ASIO 対応しているものもありそうですので、暇な方はシンセサイザーを1台増やしてみませんか?
ミックス&マスタリング RMS 値と PEAK 値 [ヘタレサウンド研究所]
適材適所という四字熟語がありますが、趣味の世界ではそれを全部やるから苦しくて楽しいのでしょうか?妙に変な言葉ばかり知っているのは幼稚園児と対して変わらない気がします(笑)

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マスタリングの際に当然気にするのはレベルオーバーです。
単位とかは Google で調べれば直ぐわかりますので省いて、つまるところ、0db を超えた音量は許容範囲外でピーとかガーとかのノイズになってしまうということです。
当然、マルチバンドコンプなんていう便利な物もありまして、私は t.c.electronic POWERCORE FIREWIRE の Master X5 48K を愛用していますのでソレにてリミットを -0.2db に設定して 0db オーバーしないようにします。
設定は 0db でも良いはずですが、昔教えてもらった値ですので。まあ、オマジナイということで。
録音が素晴らしければマルチバンドコンプなどアルバム内での音量合わせくらいしか必要ないし、クラッシクとかピアノとかの CD でも音圧を稼ぐみたいな使い方は無いです。その辺の談義はさておき・・・
瞬間的なレベルオーバーを見張るには PEAK 値を見るわけです。SONAR 3 のレベルメーターも PEAK 型です。
ただ、PEAK 型だけでレベルを揃えていっても、複数の曲を並べた場合、音量感が変わるのは避けたいということで、RMS 値を参照します。
RMS 型ってなんだよ?ってことですが、ある一定の時間の平均出力レベルを RMS 型では計測します。
PEAK 型はとにかくその瞬間の出力レベルを計測します。
私は曲の中で【静かな部分】と【サビ】の 2 ヵ所の RMS 値を全体で合わせるように心がけています。

↑サビの部分です。
レベルメーターは VST プラグインのRNDigital Inspector Free(フリーソフト)です。
グライコも付いてるし、設定が簡単で必要最低限の機能なので気に入って使っています。
■ RNDigital
http://www.rndigital.org/
■ Inspector Free
http://www.rndigital.org/inspector.html
最近はそうでもないですけど、とにかく音圧を上げまくれ!って 2000 年付近のときの CD を聞くと RMS-6db とかですね。
トランスの CD なんかだと RMS-4db とかもありますし、一概にコレと決めることはできないのですが、最近私がお手本にしている CD だと RMS-8db くらいなので私もそれに習ってやっています。









